2013年10月11日(金) 晴
体育祭もいよいよクライマックス!
生徒会書記の夏樹啓太郎だ
俺たち生徒会の仕事と言えば、生徒の安全を守ること…つまり、体育祭の競技を事前にチェックして、コースに危険なものが落ちてないかとか、凸凹や水たまりなんかができてないか、確認することが大事なんだぜ。
つーわけで、今日追加される400mリレーは俺の担当になったわけだが、俺のポリシーとして、目視で確認する程度じゃだめだ。実際に本気で走ってみてこそ些細な危険も見逃さないと言える。
しかも、リレーの場合はバトンパスの絶妙なタイミングを再現する必要もあるからな。リアリティを追求するために、きちんと4人で走るべきだ。さらに、今の生徒会よりも、以前リレーを経験したメンバーが望ましいよな。
俺が一声かければ、メンバーなんてすぐ集まるぜ。
みんなやる気満々でいいねぇ!
400mリレーの説明
まずは、ルール説明をしよう。
リレーに参加するには、同じ色のハチマキを付けた仲間を、最低2人。できれば4人集めてくれ。2人で参加する場合は、交代で2回ずつ走らされることになるから、体力回復アイテムも必須だな。
事前に相談して、走る順番を決めておいた方がスムーズだし、「誰」が「誰」に渡すかを明確にしておいた方が、ミスが減るだろうな。
弥生→茅野→高峰→俺の順番で、最後は俺が華麗なゴールを決めるという具合だな
ほれ、弥生行け!
走者がスタートすると、チャットログに途中経過が表示されるぜ。
第4コーナーを通過すると、もうすぐ戻ってくるから次の走者は心の準備が必要だな。
走っている間、走者の画面はこうなってるぜ
100m走とおんなじだから、説明はいらないよな!
友だちとリレーに参加する前に、100mで個人練習をするってのもアリだな。
スタート地点に戻ってくると、バトンパスはこんな画面になるんだぜ
ここで、次の走者を選ぶってわけだな。
注意点として、自分のチームカラー以外のはちまきを着けている生徒も表示されるので、間違って渡さないようにしてくれよ!
そして、こんな風にバトンが渡されるってわけだ
茅野、なかなか速いじゃねーか…と思ったら…
まあ、多少脚のおせーやつがいても、残りのメンバーで挽回できるのが、リレーのいいとこだよな!
次に控えてる高峰もあんまり期待できねーかもだが、最後は俺がなんとかしてやるぜ!
ってぇっ!
任せてって言ってる場合じゃねーってよ!
茅野がバトン渡す相手は高峰だっつったろーがっっ!
もし俺が他チームだったら、アウトだぜ。
こんな風に同チームでバトン渡し間違えた場合は、問題ねーから棄権しないようにな!
最後まで諦めずに走り抜いて、バトンパス!
高峰の走りには期待できねーが…って、はぇぇ!
あっと言う間に戻ってきやがった。
こんな風に、ランキングには最終走者の名前で載るんだが、あくまで4人が力を合わせた結果だからな!!
ちなみに、体育祭へ加算される得点は
65秒以内 100ポイント
80秒以内 10ポイント
となっていて、逆転を狙うのにおいしい競技と言われているぜ
さあ、練習終り。これから本番だ!
って、誰もいねーじゃねーかっ!