2022年9月13日(月) 生徒会 早川祐希です。
皆さん宮城県を楽しんでいますか?大自然の蔵王、大都市の仙台と続いて今回は日本三景松島をご紹介したいと思います。山、都会と続いて、海が来ます。
他の場所同様に、宮城県の移動手段は電車となります
エリアの拠点は松島海岸駅になります。
■福浦橋
松島海岸東側に浮かぶ面積6㏊ある県立自然公園「福浦島」に架かる252mの朱塗りの橋です。通称出会い橋と呼ばれており、渡ると良縁に恵まれると言われています。
平成23年(2011)3月11日に発生した東日本大震災により、福浦橋も橋脚が一部損壊したのですが、その修理には台湾の景勝地「日月潭」の観光船業者の皆さんにより、義援金が生かされたエピソードがあります。
252mの長さがあるので、長いです!橋というより海の上を歩いているような錯覚を覚えます!
福浦島には見どころがたくさんあります。島内ではゆるやかな道を歩きながら弁天堂や見晴台、天神崎などの見どころを30分ほどで廻ることができます。
■麗観 富山
頂上までは歩いて16分ほどです。
※こちらのエリアには二種類の ↑ ボタンがあります。
左の画面中央にある透明の ↑ ボタンは頂上まで自動スキップします。ゆっくり景色を楽しみたい方は、通常の右 ↑ ボタンを使用しましょう。
富山観音堂は、田村氏の血筋を継ぐ伊達政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)が、承応3年(1654)に改修させたもので、松島町指定の文化財に指定されています。
お堂の東に位置する梵鐘は、明暦3年に五郎八姫より寄進されたもので、宮城県の指定文化財に登録されています。
富山展望台は標高116.8mの位置から展望できます。松島湾に浮かぶ260余島の島々を一望できる名所が、「松島四大観」といわれておりますが、ここもその一つです。
展望からの世界は別世界です。龍が出できそうですね!
■壮観 大高森
東松島市の南東、松島湾に突出する宮戸島の中央にそびえる「大高森」。
標高約106mの低山で、富山展望台と同様に「松島四大観」の一つです。別名「壮観」と名がついており、山頂の展望台からは奥松島のパノラマ景色をのぞめます。
画像左の石碑には、天皇陛下の過去の訪問履歴が刻まれています。
頂上まで20分ほど坂を上がります。ちょっと長くて疲れました…
このような坂が続きます。
頂上には雷神塔があります。どんな意味がこめられているのでしょうか…
いい眺めです!ゲームには登場してないのですが、夕暮れ時は、空と海が朱色に染まり、文句なしの素晴らしい絶景となります。これは実際に行ってみて確かめる価値がありますよ。
■国宝瑞巌寺
瑞巌寺は正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院です。9世紀初頭、慈覚大師円仁によって開創された天台宗延福寺がその前身であると伝わっています。瑞巌寺は伊達政宗公の創建で、5年の歳月をかけて慶長14年(1609)に完成しました
こちらが瑞巌寺の入り口になります。この先の参道を暫くまっすぐに歩き、受付所を目指します。
ちなみにここを → に曲がると鰻塚という石碑があります。もう少し進んだ後に → を向くと鉄道殉死者弔魂碑があります。
鰻塚は、大正12年8月16日に建立されました。湾内で大漁だった鰻が名物でしたが、漁獲量が激減し、供養しなかったから減ったのだということになって建立したとみたいです。
鰻が減少したおかげで、そのありがたみが分かったのでしょうか?昔は安かったのに今では高級品ですよね…
弔魂碑は、仙台鉄道局によって1920年に建てられました。この碑が建立された当時、鉄道敷設以来の殉職者数が750名だったことから慰霊のために建立されたみたいです。
この先が受付所です。さらに奥に本堂があります。
ここを右に曲がると…
松尾芭蕉の石碑があります。彼の書いた松島がここらの至る石碑に書かれています。この原文と原文の訳が開設されていますので、興味がありましたら読んでみてください。
奥には洞窟もあります。これも法身窟なのかはわかりませんが、中に入れそうな感じですね。
法身窟
先ほどの受付所を越えて、左側を向くと法身窟です。
ここは鎌倉時代半ばに宋より帰国した法身性西禅師と、諸国行脚中の鎌倉幕府執権・北条時頼公が出会ったところと伝わっています。
現在まで続く臨済宗寺院としての始まりの地であり、瑞巌寺にとってとても大切な場所です。
本堂は正面38m、奥行24.2m、棟高17.3m、入母屋造の本瓦葺で、室中(孔雀の間)・仏間・文王の間・上段の間・上々段の間・鷹の間・松の間・菊の間・墨絵の間・羅漢の間の10室から成る大規模な建物です。昭和28年(1953)、国宝に指定されました。
瑞巌寺五大堂
五大堂は、瑞巌寺の入り口から反対方向にあります。
松島のシンボルと呼ばれている五大堂は、坂上田村麻呂に由来する毘沙門堂があった場所に、伊達政宗が慶長9年に建立したと伝えられています。東北地方では最古段階の桃山建築で、雄健な彫刻と素木造の外観、対照的に奇巧をこらした宮殿型厨子には”伊達”な文化が色濃く表れています。
■ザ・ミュージアム MATSUSHIMA
東日本大震災の影響で閉館した旧松島オルゴール博物館が、松島を代表する観光スポットを目指し「ザ・ミュージアムMATSUSHIMA」としてリニューアルオープンしました。
これに加えて、新たに「北原トイコレクション」「瀬川モードコレクション」が仲間入りしました。
※Verbeeckオルガンは、幅9m×高さ7m、笛の数:619本 音色:19種類もあります!
室内で音楽鑑賞用に作成されました。あまりの大きさに身震いしました(汗)
こちらはゲーム内で紹介しきれなかった資料です。ふむふむ…
「organ」には楽器の『オルガン』と『臓器』という意味がありますよね?
どちらも元々はギリシャ語の「道具・器官」 という意味の「オルガノン」という言葉に由来しているそうですね。
身体の器官として連動して動く『臓器』と、多くの部品から構成される『オルガン』という楽器は、共通点があるなと感じました。
作りが精巧すぎませんか?職人の世界ですね…
他にもさまざまな楽器の解説が設定されていますよ!
以上、日本三景、松島エリアのご紹介でした!いかがだったでしょうか?
何かと皆さんの修学旅行の参考になればうれしいです。
それでは皆さん行ってらっしゃい!